房総のシーカヤックフィールド  
     
 

  1 検見川の浜
有名な幕張メツセ、千葉マリンスタジアムの南、そして千葉海浜病院の向かい側に人工 の海浜公園があります。海浜病院の向かい側にある浜への入口を入ると水道、トイレ、 着替え室と東屋があります。ここから矢木沢倶楽部を始めとする近辺のカヤック乗りた ちが日曜日に練習しています。休日はこの浜にそった道路が路肩駐車OKなのでありが たいが、ボードセイラーたちも大挙して押し寄せるので早朝にくるのが便利。 この浜は時々波や風に砂を持っていかれるので段差ができていることがある。夏場は水 が濁っていることが多いが冬でも漕いでいる人がいる。 年末にはくそ寒いのに七輪持ち出して宴会やっているお気楽なカヤックのりに出くわすこともある。
この浜から出艇して北に向かうとマリンスタジアムをすぎて更に約1時間くらいで三番 瀬に行くことができる。
 
     
 
  2 富津岬
京葉道の延長が館山道となり現時点での終点である木更津南まで来ると富津岬の標識が出ている。間違ってアクアラインに入ってしまうことはないと思うが、県道木更津富津線に突き当たり左に進む。新日鉄君津製鉄所を過ぎて火力発電所への入口を過ぎやがて富津漁港への入口の信号を右折し直進すると、潮干狩り用の駐車場が右手前方にある交差点に。ここを左折しすぐに富津公園入口の交差点をジャンボプールを目指して右折。 あとはひたすら直進の突き当たりに展望台がみえてくる。駐車場にトイレあり。 浜からすぐ目の前に見える第一海保まではパドリングで15分。上陸は右に回り込んだところにある唯一の浜から。旧軍の首都防衛用の砲台跡地なので探検にはよい。大潮の干潮時には岬からほとんど地続きとなる。左に回り込んだら島の向こう側は合わせ波に翻弄される。また、潮の流れが早いので沈したら絶対に艇から手を離してはいけない。このすぐ先が東京湾の本線航路なので注意。
しかし、この島と岬の間は浅瀬であり合わせ波はあるもののその波を利用してお手軽な サーフィンで遊べる。沈してもロールができないくらい浅いので楽しい。
 
     
 
  3 金谷漁港
JR内房線の金谷駅から国道127号に出て左に行くと国道にそって市民プールがある 。この駐車場から芝生の向こうに出艇できる小さな浜がある。また、公衆トイレもある 。
車の行程で言えば、富津から127号を南下して沢山のトンネルを抜けて金谷のフェリー乗り場の信号三つ目のちょっと先の右側。車はここに置いてこの浜から南に漕ぎ出す 。北に漕ぎ出す場合は久里浜に向かうフェリーの航路を横断することになるので時刻表で確認しておくこと。 ここから館山の北条海岸までは浜に沿ってJR内房線が走っているので、車の回収も楽でよい。ただ、内房の海は定置網が多いので要注意。
 
     
 
  4 保田海水浴場
金谷から127号を南に下るとすぐにこの浜に来る。海水浴シーズン以外は浜の駐車場は広い。一応トイレもあるが冬は閉まっていることがある。ここから南の海水浴場は富浦まで、どこも駐車場とトイレはぼ同様で、出艇も容易。ただし、国道から浜に出るための入口は判りやすいところとそうではないところもあるが、国道沿いに番号をつけた 標識が立っており、そのどれもが海水浴場の入口の標識となっているので、車1台しか入ることができない路地でも突き当たりは浜になっている。
 
     
 
  5 多々良北浜海水浴場
127号を南無谷、豊岡の海水浴場を過ぎて来るとJR富浦駅前の信号を過ぎて、商店街の先の小さな橋を渡ると館山方面へのバイパスを左に向かう信号に出会う。この信号を直進。「すし満」という寿司屋がありその前に「多々良海水浴場」の大きな看板が立っている。少し進むと「大房荘」という旅館の先の路地を右折。突き当たりに駐車場。 この駐車場に入って浜への進入路に鋭角に右折すると浜に入ることができる。 大きなトイレとキャンプ用の炊事場が立っている。 7〜8月は一人500円のキャンプ場で夏場は難民キャンプのようだが、それ以外は釣 りのボートが営業しているだけで、浜辺のオートキャンプができる。 ここは大房岬の根元であり、浜は遠浅で岬の突端を越えて南に行くと館山湾(鏡ケ浦) になる。
また、この海域がサンゴの北限と言われている。 全日本シーカヤッカーズクラブの艇例会として5〜6月には沢山のシーカヤックが集まる場所になってきた。
 
     
 
  6 見物海岸
127号を南下し館山バイパス(127号)の南国ムードいっぱいの棕櫚の街路樹が終わり、館山市役所を右にみて次に郵便局を右手前方に見たら右折し北条海岸に突き当たる。この突き当たりを左折し自衛隊の館山航空基地に突き当たると左折し次に右折して 海員学校をすぎてしばらくして国民宿舎鳩山荘の先、館山国民休暇村の手前に見物海岸のバス停がありそこは駐車場でもある。このすぐ下から出艇できる。
ここから国民休暇村方面に50mほど進んだ所にトイレがある。
ここから洲崎まではパドリングで約45分ほど、途中に小さな浜がいくつもある。このあたりは冬でも水温は15度はある。
 
     
 

  7 洲崎漁港
館山湾(鏡ケ浦)から外海に出る洲崎を北から回り込んだら漁港がある。前記の見物海岸からまっすぐ洲崎に向かい灯台の下に漁港への入口がある。車は5〜6台なら停められる。出艇は漁船の邪魔にならぬよう気をつかい、愛想よくしていくこと。この漁港を出たら一気に200から300mくらい沖に出て港に寄せる波を越えて行けばOK。ここから潮の流れは房総半島に沿って銚子に向かっている。
ここから鴨川にいたる海岸の漁港はどれもこじんまりとしているが、まだシーカヤックの出艇を禁止してはいない。ただし、充分に漁協に対する気遣いと遠慮深い態度が必要であることは言うまでもない。富崎、塩浦、乙浜、白間津、七浦、川口、千倉、白子と 北上してくると和田漁港を過ぎた和田浦からは海水浴場での出艇が便利となる。
 
     
 
  8 八岡(やおか)海岸
国道128号から鴨川漁港に入ると海に向かって右側に行って突き当たりに小さな、藪の中の小道がある。ここの中に入るには多少の勇気がいるが突き当たりに駐車場所がある。約20台程度は駐車可能。浜へはベニヤのスロープで降りる。夏の海水浴シーズンだけは簡易トイレが仮設されるが普段は何もない。この浜の右手前方に仁衛門島がある。
 
     
 
  9 浜行川(はまなめかわ)漁港
国道128号を鴨川から北上していくと鴨川シーワールド、安房小湊をすぎて行川アイランドの前の交差点を直進すると漁港に突き当たる。あまり多くの駐車はできないが出艇は可能。ここを出ると南、即ち右に漕いでいくと鯛の浦までは岩場の連続で楽しいような怖いような磯場。疲れたら追い波に乗って帰ってくる。勿論、北に向かえば興津、守谷の浜に行くことができる。
 
     
 
  10 守谷海水浴場
行川アイランドの前の交差点から左に、国道128号を行くとトンネルを4つ抜けたところの交差点を右に入り車1台分のトンネルを出て最初の信号を右折。突き当たりが守谷海水浴場。夏は海水浴で出艇は難しいが8月の末からは最高の出艇場所となる。 駐車料500円を漁協に払い(おじさんがバイクで取りに来る)、砂浜から艇を出す。トイレは端っこにあるがちょっと勇気がいる。貯蓄式便所で古い。ただ異常に汚れてい ることは少ない。
南房総は黒潮の影響で冬でも水温は12度以下は少ない。12月から2月の末までは17から18度程度。3から4月は低い。
夏のハイシーズンは水も濁るがそれ以外は透明度は高くアクアマリンの海。
 
     
 
  11 九十九里浜
ご存じ房総半島の東側に大きく弓なりの砂浜が続くサーフポイント。 真冬でもサーファーが集まっています。 東金有料道路から波乗り道路に直接アクセスできるようになりました。 グッドなポイントには、当然サーファーが多いので十分中して波乗りしましょう。 お奨めは、白子海岸あたり。サーファーの少ないポイントで楽しんでください。 南白亀川の河口あたりも楽しめます。
 
 
 
Last update:03/04/18
Mailto: kazu_@mxg.mesh.ne.jp
Copyright(c)2000 Kazuhiko Hayashi. All Rights Reserved.
Script written by PosPosPunch Fuctory.