矢木沢倶楽部初の沖縄遠征です。竹馬さんの快気祝いは絶対に慶良間だ、という病院での冗談が本当になりました。まさか憧れの慶良間に行けるなんて思いもよりませんでした。
まずは出発の羽田空港から大騒ぎ、離陸しようとした飛行機が急病人発生で、いきなり戻ってしまいました。なんとか1時間遅れで出発。那覇に着きました。すぐに宴会場の料理屋に直行です。刺身旨かったなぁ。初日の泊まりは泊港の船員会館です。一度ホテルに入ったものの飲み足りないメンバー達は街に繰り出しました。一軒目から泡盛をしこたま飲んでいるので、足下もおぼつきません。二軒目を出たことすら覚えていなくて、三軒目に突入です。島田さんの「ドア開いてる店は安全!!」という訳の分からない誘導でスナックに突入しました。この時点ですでに壊れている島田さんは、カラオケ歌いまくりです。しかも、もう帰るからと言うとすかさず「ラストに桃色吐息ね!!」とリクエストします。「桃色吐息」と「ラブイズオーバー」を3回も聞いてしまいました。そんなこととは知らず、海宝さんと北沢さんは二軒目から迷子になっていました。ホテルに着いてからも、迷子の酔っぱらいを回収するのに大変だったのです。しかも違う部屋に乱入するので大迷惑。
翌日は二日酔いの頭を抱えながら、泊港で「沖縄カヤックセンター」のガイド池上さんと高橋さんと無事合流し、一路慶良間へと向かいました。今回のツアーは矢木沢だけでなく、他の参加者もいます。どうなることやら。
初日は座間味島(ざまみ)から安室島(あむろ)へ。ツアー初日からガンガン遊びました。みんな二人艇なので、荷物が異様に多いのです。他のお客さんはのんびりと漕いでいるのに、矢木沢メンバーはガイドを追い越す、勝手に上陸地を決める、わがままなお客でした。ガイドの池上さんと高橋さんごめんなさい!!上陸すれば、早速潜ります。今晩のつまみを確保すべく、貝取りのおじさん達が活躍します。海宝さんの高笑いが無人の浜の隅から隅まで響いていました。
次の日は久場島(くば)へここでも釣りをしたり、貝取りしたりと漕ぐよりも海遊びに徹していました。海亀に出会ったり、南国の魚を釣ったりと大満足です。でも、矢木沢倶楽部のおじさん達はすぐに酒が切れてしまい、酒屋のある島から離れようとしません。買い出しばかりしているので、なかなか前に進まないのです。
3日目は阿嘉島(あか)へいずれも僕らだけのキャンプで、潜っては貝とり、磯からは釣りと海水にまみれっぱなしの3泊4日。ガイドは元琉球大ワンゲル部の池上さんと高橋さん。一生懸命に働いてくれました。飲んだ泡盛は3から4升くらいと意外と少なくおさまりました。シッタカの3倍の大きさのタカセ貝、房総で言うところの松葉貝の2倍の大きさの陣笠貝、トコブシ、シャコ貝と本当によくとりました。
今回は食事はガイドが作ってくれたので、矢木沢メンバーはみんな手持ちぶさたです。焚き火のまわりをうろうろしています。夕食のハッピーアワー(カクテルサービス)が始まる前から泡盛を開けています。もう座れば飲んでいるのです。他のお客さんごめんなさい。
楽しかった「たなぼた慶良間ツアー」も終了。みんな仕事に帰って行きました。今度は矢木沢倶楽部独自の慶良間ツアーやりたいですね。
ヤギサワ
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