「検見川の浜から海ホタルへ!!」
2001年11月11日
 

朝6時に海宝さん宅へ御向かい。
途中コンビニで朝食、携帯食購入。
浜に着くとすでに山本Bさん、大竹君、そしてすぐに井本さん到着。
食事、出艇準備を終えて北西の緩やかな風の中後方支援隊に見送られて7時半浜を後にする。

いつもの朝練三キロの沖ブイ横を過ぎると波が大きくなる。
左前方には停泊する大型貨物船達。右は浦安のマンション群、右前方はディズニーランドのホテル群と湾の中央を認識する。
浦安方向から吹く風が一段と強くなりサイドから波を受ける。
まっすぐ漕いでもしばらくは重心が右にかかったままでいる。
風の塔も目視出来富士山も顔を覗かせている。
しかしこれ以上横から波のサイド攻撃をかわせず川鉄方面へと非難する。
停泊する大型貨物船横をすり抜けると前後に大型のタッグボートの挟み撃ち。
すると風波と引き波がぶっかりあい二人艇も立ち上がりヒャリと肝を冷やす。
そんな最中海宝さんの携帯が鳴る。「今出られる状態じゃないと告げる」
追い波のサーフ状態が延々と続く。

その後、大型船をやり過ごし三本煙突の袖ヶ浦方面へと舵をとる。
海宝さんが海に刺さっていく。デッキを波が洗う。そして、釣り人が見える北袖港へと逃げ込む。
10時。ようやくパドル休め水分補給。ホットするなか後方支援隊に電話を入れる。
小休止後また、コンビナートが立ち並ぶ沿岸を併漕する。海ホタル、アクアラインもはっきりと見えてくる。
30分ほどで干潟となる牛込海岸に入るととたんに波が小さくなる。海苔収穫に勤しむ小型ボートたち。
流れ出た初海苔を手ですくい取り食べる。しゃきしゃきと舌触りが心地よい。このあたりの水深は40〜50センチと非常に浅い。海苔取りの夫婦に言葉を交わしたりとなごやか。地獄から天国。
のんびり干潟を漕ぎ体ほぐす。しかし、尿意に勝てず海ホタルへは行かずアクアライン
の橋脚にタッチしておしっこもたまりに溜まって高須船溜りで放尿。

達成感とあいまってうれしさ一入。11時15分着。
海宝さんとがっちり手をとり喜びに浸る。検見川の浜より3時間45分。
船着き場よこには大竹君が廻送してくれた島田の車も確認。感謝です。
海ホタルにいた後方支援隊とも無事合流。
井本さんから頂いたビールの美味かったこと。完漕宴会準備もてきぱきと用意していただき風も収まった陽だまりで宴会。
山本Bさんが焼き鳥、干物を備長炭で焼く。
5年越しの夢だった海ホタル行きの達成感とうれしさで海宝さんは熱燗を飲む飲む。
干潟に響く高笑いは海ホタルに届きそうであった。
3時半。干潟の海をあとにする。

PS.山本Bさん、井本さん、大竹さんたちの後方支援隊のお陰で念願だった
「海ホタルツーリング」を完漕出来ました。ありがとうございました。
また、相棒になった海宝さんをまたも誇りに思う島田であります。
これからも宜しくお願いいたします。
でも、二度としないヨ!

矢木沢倶楽部 翁御世話係り 三遊艇呑鬼

 
 
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