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竜飛岬から北海道を望む。海面ザワザワ。 |
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前夜祭のバーベキュー |
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洋上で休憩。朝練隊のアブさんですね。 |
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潮目に入るとバチャバチャしますね。まだ大丈夫。 |
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洋上全艇撤収の図。こんな高い舷側に登れって?! |
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伴走船に乗り込んだら気持ち悪くなったヤギサワです。オエッ。 |
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最後まで元気な朝練隊・アブさんです。 |
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小泊港で撤収。参加者は各地に帰っていきます。 |
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「津軽海峡横断トライアル&東北一人旅」 |
2002年8月1日〜8月10日 |
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皆さんのご声援をいただいた津軽海峡横断は、8/3 6:30に小泊港を出航、
朝方の大雨、雷もおさまり、まづまづの天候の中、順調に進みました。
しかしながら海峡に差し掛かると日本海から太平洋に向かう速い潮流と
逆に東風にはばまれ、なかなか進みませんでした。
今回はファルトボート参加が多く、シーカヤック35艇、ファルト20艇でした。
出発してから1時間30分で最初の休憩でした。このころはまだみんな元気です。
2回目の休憩時にはかなり潮流が速くなり、風も強まりました。
ヤギサワはトップグループで進みましたが、後ろは1km以上も離れてしまい、
見えません。
3回目の休憩時に激しい潮流と10mオーバーの東風が吹き、トップグループで沈する
シーカヤックが続出。後ろのファルトグループは早々に伴走船に引き上げられ
ていたそうです。
前方でショアラインが突然の沈。レスキュー体制を取りましたが、いくら排水
しても次から次へと浸水します。その方は一度乗艇したものの再度沈してしまい、
伴走船を呼んで上げてもらいました。
何故か隔壁内まで浸水していました。
そうこうするうちにリーダー船から全艇撤収の指示が出ました。
シージェットが潜水艦状態でバウは水没、スターンは波をくらい沈んでいました。
潮目に止まって撤収するとは思いませんでした。
荒れる洋上での撤収は怖かったです。伴走船が大きく傾いでカヤックに覆い被さってきます。手を伸ばしても舷側には届きません。梯子くらい用意すれば良いのに。
10:00全艇撤収。北海道・松前まで後10kmくらいでした。
北海道がはっきりと見えました。残念です。
悔しいですが、その後の撤収作業は荒れる津軽海峡での決死の作業でした。
こちらのほうが辛かったです。体中傷だらけです。
なんとか全艇引き上げたと思ったら1艇不明とのことで大あわてで探しました。
でも船上の数え間違いとわかり、一安心。伴走船で松前を目指しました。
松前に着いて、艇はとんぼ返りで小泊へ。人間はそのまま温泉旅館に直行です。
翌日、青函トンネルを電車で越えて小泊に戻りました。
今回は津軽海峡横断最後の年と聞いて頑張って一人旅してきましたが、残念な
結果に終わりました。
でも再来年リベンジ大会があるようです。
次は必ず津軽海峡横断したいものです。
五所川原市のイトーヨーカ堂の駐車場からの送信でした。
これから男鹿方面に向かいます。天気悪いです。
小泊村から国道101号線を一路日本海側に下って、十三湖、鰺ヶ沢、白神山地を
経由して能代まで着きました。
目的はノートPCでメール拾うため、PHSのアクセスポイントを探して能代市で
泊まりました。
東北ではアクセスポイントが少なく、市でないとアクセスできませんでした。
またグレーのISDN公衆電話がありません。みんなグリーンのカード電話でした。
東京のなんとインフラの整っていることか。近頃はグレー電話も無くなってICカード
電話になっていますよね。
いくつか仕事の指示を出して再度出発。
秋田県に入り、大潟村の「ボルダー潟の湯」(300円)に入り津軽の疲れを癒しまし
た。
でも秋田地方は大雨洪水警報が発令されていて天気悪かったです。
一路目的地の男鹿半島を目指します。
入道崎で雄大な景色を楽しみ、戸賀海水浴場の西端で車中泊。大雨でした。
翌日はスロープから出艇、外海は大荒れで出られません。戸賀湾内で軽く漕ぎまし
た。
近所の「温泉ランドおが」(300円)で潮を流し、夕方101号線沿いの「道の駅てんの
う」に到着。神話の資料館などがあって面白かったです。道の駅内に「てんのう温泉くら
ら」(400円)があって翌朝入りました。
東北は道の駅に温泉施設があってとても便利ですね。値段も安いです。
島田さん状態で毎日入りました。島田さんは一日に三回以上とか。温泉好きにはたま
らないですね。
翌日は国道7号線を下り、日本海側をのんひりとドライブ。途中の西目町で回転寿司
に入ったところ、イワガキの寿司旨かったです。地魚の寿司は格別ですね。
この日は風が強く、日本の渚100景の象潟海岸でしばし様子見。
さらに南下して「道の駅鳥海」のそばにある西浜キャンプ場で宿泊。川沿いにカヌー
の発着場まである便利なキャンプ場です。
ここでサーフスキーを下ろしてしばしサーフィン。気持ちよかったです。
温泉「とりみ荘」(600円)でさっぱりできます。
翌日も少し波乗りしてから午後に移動開始。7号線を下り庄内に入りました。
「道の駅みかわ」で宿泊。温泉田田(600円)やスーパーが併設されていて快適に
車中泊出来ました。
いよいよ帰宅の時です。北さんからのアドバイスで日本海側から山形道に入った
ほうが涼しいとのこと。出羽三山を目指しました。
月山湖に隣接した「道の駅月山」で休憩。標高が高いので涼しいです。
ここでもう一泊キャンプと思いましたが、自宅に電話すると愚息達が制御不能とのこ
と、十分に東北の夏を楽しんできたので、一路自宅を目指しました。
島田さん推薦の太平洋側に出て松島・薬師堂は行くことができませんでした。残念。
こんなに長い一人旅は久しぶりでした。学生時代はバックパッキングで1ヶ月以上も
北海道から東北を彷徨っていたのですが。
今は時間は無いけど旅費はある状態ですね。沢山食料を積んで行ったのに、結局
地元の店で食べることが多かったです。
島田さんの言うように寂しがりやの私としては、皆さんと一緒だともっと楽しめたこ
とでしょう。今回の東北一人旅は若い頃の一人旅とは大きく違いました。
久しぶりにいろいろと静かに考える時間があって良かったです。
でもノートPC持参で仕事しながらの旅は何だかなぁ。
ヤギサワ@電脳班長 |
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