シーカヤック・シングル部門で堂々の優勝、アスリート佐藤さんです。
艇はカナイ設計のPAX改
タンデム部門で2位入賞の山本B・井本組です。Bさんの形相がスゴイです。気合い入っています。
 
今回のドラゴン艇には恋女房の海宝さんではなく、ハイパワーエンジンの谷さんがバウマンにスカウトされました。
 
タンデム部門優勝の谷・島田組のゴールです。嬉しそうですね。
 
毎年参加されている在原さんです。渋い漕ぎで完漕です。
  
シングル部門優勝の佐藤さんです。二位と三位は若いなぁ。
  
日本丸をバックに記念撮影です。
  
 
「第22回横浜縦断カヌーフェスティバル」
2003年10月5日
 
こんにちは、島田です。

今日行われた横浜運河レースの結果です。
”よみがえれ運河゛「第22回横浜縦断カヌーフェスティバル」
平成15年10月5日(日)
日本メモリアルパーク前をスタート大岡川・中村川・掘割川→根岸湾回航して戻るAコース14キロコースにチャレンジ。

参加選手。
シーカヤック1人艇部門。佐藤、在原。
シーカヤック2人艇部門。井本、山本組。谷、島田組の計6名4艇。

7時。大黒PA集合。
7時20分。早々に集合受付場所のよこはまみなとみらい21日本丸メモリアルパークに車を着ける。
下艇場所で艇を降ろし駐車場に車を移動。
受付を済ませゼッケンを受け取り着替え検艇を受ける。
今回相棒となる谷さんは対戦相手となる艇が気になり会場を偵察。
ずば抜けて速そうな艇は無いと気を落ち着けさせる。
9時。開会式。
顔見知りのレース愛好者と挨拶を交わしドンドンとテンションが高くなる。
10時。佐藤、井本、山本組に続き谷、島田組も日本丸の脇より艇を降ろす。
今回初めて谷さんとピッチ合わせ。レース当日で無謀との声も・・・。
昨年スタートで出遅れたので今回はスタート位置を厳密に選び、出足の悪いファルトやオープンカヌーの間に入る。
10時30分。スタート。
見事なスタートダッシュ。前はすべてレーシング艇(5艇)一気に狭くなる橋を難なくクリアー。
漕ぎやすい位置を取るためドンドン漕ぐよう谷さんをアオル。
しかし、2キロ黄金町あたりでFW2000、サーフカヤックに抜かれその後じりじりと距離をつめて来た佐藤さんにも抜かれる。
しかしこれが順当な位置。
大岡川より左に曲がり中村川へ500メートルここでペースダウンしたFW2000をこちらが捕らえる。その先右、掘割川へ入り。
1キロ先の根岸橋でハイデンのサーフカヤックを再び抜き返す。
今までのレースで抜き返すことが少ないのでこちらもドンドンと欲が出てくる。
高速が見えヨットハーバーを過ぎれば回航点の根岸湾も目前。
先頭集団のレーシング組が折り返してくるのが見える。
回航点となったスラ艇を回るが大型の2人艇は小回りが効かず息切れ2人で三度目の
給水補給。
黙々と前を行く佐藤さんの背中が小さくなって行く。
しかし、給水と折り返しを過ぎペース配分を無視してペースアップ、腕が下がる谷さんに「もっと前の水を取れ」「腰を入れて」と鞭を入れる。小心の名馬は騎手に従順に従いスピードアップ!
また、腕が下がると鞭を入れ、それがいっしか快感となったのか心地よい声を出して漕ぐのである。
回航点を1キロ過ぎたあたりで井本、山本組とすれ違う。
1人艇シーカヤックレース上位者と同格の漕ぎでかなり良い位置に付けている。(2人艇部門2位)
その後、10ほど遅れて元気に在原さんが笑顔で声援に答えてくれる。
しかし、相変わらず前を行く佐藤さんとは距離が詰まらないが、後続は完全につき離す。
しかし、苦手なクランクとなったコースでスピードダウン。
後続艇が背後に迫る。
だが後はゴールまで一直線。
残り4キロのところで谷さん「佐藤さんを抜きたいと・・・」
それならとここで大きく鞭を入れラストスパートを駆ける。
ドンドンと佐藤さんの背中が大きくなる。
そこで谷さんがあと50メートルと迫ったところで隠密作戦で行こうと背後霊の如く息を潜めて漕ぐ・漕ぐ・漕ぐ。
追いついたところで「佐藤討ち取ったり」と。
名馬の勢いは止まらず鼻息も荒く一気にゴールへと迫る。
ゴールの橋の上で待機する写真班の畑尾君へ大きくパドルを振る。
ゴールしてみれば佐藤さんを抜き何とシーカヤック総合優勝。
前を行くのは5艇のレーシングのみ快挙です!
その後も後続の井本、山本組も熾烈なレース展開を行っていたようです。(その模様は本人達の口から伺いましょう)

ゴール後、悔しがる・悔しがる佐藤さん。
これからもう一度やると、天狗の島田。もう嫌だと韋駄天谷。

結果。
1人艇部門
佐藤 昌昭  1.17.51  優  勝
在原 章悟  1.50.57  第26位

2人艇部門 
谷 好訓/島田 真     1.17.31 優 勝
井本 浩之/ 山本 邦康 1.24.21 第2位

その後、艇を上げ片付け。ゼッケンと交換にシューマイ弁当を頂き昼食とする。

2時。表彰式。
今日の天気と同じくみな晴れ晴れとして表彰台の上に立つ。
やったぜ!矢木沢倶楽部!

一同、ランドマークタワーと日本丸をバックに表彰状を手に記念写真。

3時。解散。

選手のみなさん、健闘お疲れ様でした。また、写真班の畑尾君も長々橋の上で待って
て頂お疲れ様でした。


こんばんは、やまもとBです。

皆様のお陰で、横浜運河レース完槽出来ました。
そして、レースを堪能したレースでした。

佐藤さんと並んで左側からうまくスタート、心配した狭い橋げたをうまくクリアー、直後から第二集団に入れました。
これを何とかキープしようとしますが強豪揃い、みんな速くて付いていくのに必死でした。決定的に離されなかったので井本さんと声掛け合いながらひたすらで耐えるのみ。 6km辺りで石原さんが落ちてきたのが救い!
その後やっと集団を捕らえることに成功しました。回航してきたドラゴンで2人艇二位を確認、間にあった2人艇は7Kmコースに消えた様子、よしヤルゾ!

先行く村山さん、相手が入れ替わるが終始デッドヒートその姿は感動的でもありました。給水の度に抜かれ直後抜き返すと言った調子でレースは終盤に、美しいストロークの田村さんと力強い村山さんのヒートに割り込み成功、ここで何故か体が楽になってきました。最後の大岡川コーナーを最高のコーナリングで2艇振り切りに成功、あれはうまく行ったよね井本さん。
これで安心と思ったら井本さんから最終ゴール前なのでピッチを上げるよう指示あり、最後まで手抜き無く、手も抜けずゴール!

並みいる強豪とレースに参加できたことは、この2人艇でしか出来ないことで、
誠に幸いで素晴らしい経験でした。 
途中苦しくて、何度か叫び声を上げご迷惑をお掛けいたしました。
レース参加の皆さん、相方の井本さんありがとうございました。


皆様お早うございます谷です!

昨晩は恥ずかしながら早々に爆睡しておりました(^_^;)。
ご挨拶が遅くなってしまいましたが島田さん、井本さん・山本Bさん・在原さん・佐藤さん・畑尾さん昨日は大変お世話になりまして誠にありがとうございました!
そして島田さん、スタート30分前に初めてご一緒させていただきこんな私のなみのある目茶苦茶な漕ぎに14kmも合わせてくださって誠にありがとうございました!
技術力のない私は島田さん・海宝さんのドラゴン艇の輝かしい戦績に恥ずかしい記録だけは残せないと思い気力だけで漕いでおりました!
でも島田さんの的確なご指導とアドバイスにより初めて表彰台にのるという今まで自分では考える事のできない貴重な体験をすることができました。本当にありがとうございました!
林さん、表彰台は思ってたよりも小さい台でしたがそのてっぺんはとても気分が良かったです(^-^)
あととても恥ずかしい話ですが私はゴールと同時に全ての力を出し切ってしまい缶ジュースの蓋開け、箸を使っての食事も出来ない始末、そんな状況で畑尾さんにお借りしたフォーク嬉しかったです!お陰様で美味しくしゅうまい弁当を食べる事ができました!苦笑っ。


こんにちは、井本です。

前半は狭い運河いっぱいに5艇が併走するシーンもありました。
後半30分は運河にBさんの雄たけびがこだまし、パドリングもぴったり合い、私はラダー操作とコースどりに集中することができました。ボイジャーはボトムが丸いので、2人艇の割には小回りがきき、大岡川のコーナーでインをさす?ことが出来たのもよかった。
表彰台にあがれるとは思ってなかったので、楽しい体験をさせていただきました。
林さん、和田さん、来年はタンデムスキーで出たらどうでしょう。
運河なので波もなく、風の影響も受けにくいし、あのスキーは小回りがきくので横浜向きだと思います。


こんばんは、島田です。

谷さん、箸も使えず缶の蓋も開けられずそしてスポンジまでも絞れずと完全燃焼でした。
本当にお疲れさまでした。
(明日のジョーのように真っ白な灰のようでした)

本当は谷さんを表彰台の中央と公言したのですが、これほどまでの成績で優勝できるとは思ってもいませんでしたが、家の教育方針と同じく「励まし誉めて伸ばす」基本精神は間違っていなかったようです。(少し鞭の入れすぎの感はあるが・・・)
谷さんはバラッキはあるもののフォードV8エンジンのようなトルクの太いパワーでした。(やれば出来る子です!)
これからは回転が上がるように基本のフォーム作りです。

勝因は師匠の佐藤さんを抜きたいという負けん気と最後の力まで振り絞った谷さんの根性の証です。
また、レース前から地道に走りこみをした成果でしょう。
そして、今回のレースで度重なる不運に見舞われた佐藤さんのツキの無さが重なったところでしょうか?!
(クルーザーに漕路をふさがれる事二度、バゥにゴミが引っかかりスピードダウンこの間に抜き去ることが出来ました)
しかし、この敗因がバネとなって新たな佐藤さんが生まれることは間違いないです。
あの、悔しそうな顔を見ればわかります。

また、井本、山本組もやれば出来る子でした。
競り合ったメンバーは一時代トップを取っていた選手達です。
これも、谷さんに劣らぬ立派な記録です。

2人艇の楽しさは「苦しみ半分、嬉しさ二倍」と結婚以上のものがあります。
もっと2人艇に親しみを。!
 
 
Last update 04/01/26
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