魚道です
 
対岸の分校や畑に行くのに使われる渡し船
 
利根大堰。大きさは横綱級?!
 
魚道脇の歩道をポテージ
 
人の良いカモ漁師
 
切れた水門開閉ロープに切れる海宝さん?!オイ!責任者出てこい!
 
出艇場所です
 
熊にやられた鮭?!
 
東関東自動車道
 
今はひっそり、でも歳末は大賑わいのJR鹿島線。夕暮れをコトコトと電気機関車が走る。
 
 
尺取リポート 利根川溯上第一弾
2005年11月13日(日)
 
サポートの北さん、相棒の海宝さんを乗せて東金有料道松尾ICから八日市場経由で銚子を目指す。海岸沿いの町は8時を過ぎたばかりなのに開いている店はコンビ二だけ。
人も犬も歩いていない!

9時。月夜と外灯で明るい銚子マリーナの駐車場にてダイエーで買って来た30%引きのオードブルで宴会。
七輪を囲んで利根川溯上作戦を練る。
11時。作戦会議終了就寝。翌朝6時起床。
天気も良く風もない穏やかな尺取日和。のんびりと湯を沸かしカップそばとパンで朝食。7時過ぎ銚子市内を横切り利根川を目指す。
小さな踏切でレトロな銚子電鉄の一両列車に手を振る。
8時。水産高校手前の造船所跡地より出艇。
サポートの北さんに次の休憩ポイント凡そ10キロ先の「桜井町公園」で合流と告げる。
風は無いが水は驚くほど冷たい!海が恋しい!
まずは茶色の利根かもめ大橋を目指して漕ぎ進むとボラの一団がボコボコと歓迎の挨拶。
今度はこちらがハゼ釣りに興じる家族へ挨拶。
錆をカモフラージュかのような茶色の利根かもめ大橋をくぐる。鹿島工業地帯の煙突の煙ものんびりたなびいている。
河川敷の桜井町公園では釣りに野球にテニスと様々な楽しみ方様々。
9時45分。北さんが待つ第一休憩ポイントの桜井町公園の一番外れのスロープに上がる。 (マイボートやジェットスキーのスロープ用らしい)
10時。ストレッチと軽食を取り再スタート。鹿島工業地帯の煙突も大きく見えてくる。
先の利根川大橋は上流に向かって右に常陸利根川、左に細い黒部川。先へと進む本流の利根川に堰があり通れません。一度岸に上がり様子を見る。堰の横には魚道があり魚がバシャバシャしている。
地元の人に聞くと鮭は一月前に溯上してしまい埼玉県で捕獲しているとのことでした。 下見を終えて閘門へ向かうが、水門を開けるロープが途中で切れていて届きません。隣の係員呼び出しのロープを海宝さんが引いてみると「こちらから開けられません」とのアナウンス。仕方なく岸に上がり魚道脇をポテージして上流へ。
シッカリしてヨ利根川河口堰管理所長様。
気を取り直して漕ぎ始めるとこの辺りから両岸に葦で作った小屋が点在する。小屋にモーターボートを横付けしている人の良さそうな(鴨からすれば恐ろしい人だが・・・)話を伺うと猟期は11月15日〜2月25日まで小屋の前と脇にデコイを並べ仲間を呼び寄せて散弾銃で撃つとの事。来週から発砲の嵐の中漕がなければならない!
弾除けに天然記念物の朱鷺の被り物で漕がなければ!
12時20分。小見川大橋手前の土手で待つ北さん、貫さんと合流。貫さん特製のおでんで昼食。心と体が温まりました。貫さんご馳走さま!
1時。再スタート。エネルギーを蓄えたのでキロポストの目印で1000メートルダッシュを試みる。タイムは6分ジャスト。残念ながら6分を切れなかった。来年の松戸は辞退です。
その後、ペースをツーリングモードにリセットして東関東自動車道を目指す。
長く伸びる高速道路の下を漕ぎ次はJR.鹿島線の鉄橋。陽も背中を越えて西に傾き鉄橋を電気機関車がゴーゴーッと渡って行く。
まるで一服の絵のようでした。川幅が広まった送電線の下よりサポート隊へ連絡を入れる。
2時50分。サポート隊の支持通り国道51号手前の河川敷公園にてゴール。
合計、漕行距離36キロと天気が良かったので距離を稼ぎました。温泉や食事処を入念に調べてくれた大貫サポート隊員のありがたい言葉も振り切り疲れ果てて、一目散に帰路に着きました。

PS.北さん、貫さんありがとうございました。また、海宝さん本当にお疲れ様でした。
 
 
Last update 06/01/31
Mailto: kazu_@mxg.mesh.ne.jp
Copyright(c)2004 Kazuhiko Hayashi. All Rights Reserved.
Script written by PosPosPunch Fuctory.